医療業界の労務管理

2025年問題という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
2025年には団塊の世代が後期高齢者に突入し                           
病院のベット不足や介護施設が足りなくなることが想定されます。

人財の確保が急務ですが、看護師をはじめ、募集してもなかなか応募が少なく
職員を確保するのは困難な状況です。

その原因のひとつが長時間労働です。
日勤後の宿直勤務も珍しくなく
入院施設がある医療現場では、深夜にもかかわらず患者への対応に追われることになります。

そこで2019年に働き方改革関連法が施行され
医療機関で働くすべての人を対象とした時間外労働の上限規制(複数月平均80時間)が導入されました。
加えて医師の働き方改革も進行中で、2024年4月に年960時間の時間外労働の規制も導入される予定です。

長時間労働になりやすい看護師の平均勤続年数は3年程度と言われますが
5年から10年という医療機関もあります。

このような医療機関に共通しているのは、
「安心して働ける職場である」ということです。

医療業界の就業規則

病院は、1年365日、1日24時間休みなく働き
一斉に休みを取ることができません。

病院の勤務体制は、時間帯によって業務量が変化し
また職種も多く、複雑です。
そのため、労務管理や就業規則もそれに対応したものにする必要があります。

就業規則を作成するには
最初に病院での仕事や業務はどのように運営されているのか
また労働条件や労働環境、諸規則がどうなっているのかを
調査し、実情を把握します。

さらに、今後の病院や医院の経営方針を決定し
その方針に基づいて就業規則を作成します。

常時10人以上の職員を使用する事業場では
必ず就業規則を作成しなければなりません。

就業規則の作成は労務サポートにお任せください。

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