新型コロナに社員が感染したときの対処法
愛知県では新型コロナ感染者数が1万人を超える日が続いており、いつどこで感染するか分からない状況です。
今回は社員が新型コロナに感染したときの対処法を解説します。
参考ページ
名古屋市:事業所内で新型コロナウイルス感染症患者が発生したら(暮らしの情報) (city.nagoya.jp)
社員が感染した場合
社員が感染しましたら感染可能期間に出勤しているか確認しましょう。
出勤していた場合、感染拡大が起こる可能性があります。
症状がある場合 | 症状が出てから2日前 |
無症状の場合 | 検査を受けてから2日前 |
社員の復帰タイミング
新型コロナの患者の退院や療養解除の基準は以下です。
症状がある場合 | 発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過するまで |
無症状の場合 | 陽性となった検査を受けた日から7日間経過するまで (注)10日間経過するまではご自身で健康状態の確認やリスクの高い行動は避けるなどの対策が必要 |
療養解除直後は体力が低下していることも多いため、無理のない範囲で復帰をさせてください。
また濃厚接触者の場合以下のようになります。
原則 | 5日で解除 |
検査で2日にわたる検査が陰性だった場合 | 3日目で解除 |
医療・介護に従事している方の場合、毎日検査をしている方は待期期間を設けず業務を継続できます。
職場復帰時に陰性証明書を提出する必要はありません。また証明書を目的とした受診はお控えください。
高齢者を守る感染対策
介護事業所は重症化リスクが高い高齢者を守るために以下の対策をしましょう。
- 業務の継続のため、医師や看護師の派遣を利用しましょう
- オンラインでの面会も検討しましょう
- 入口、出口を分ける、利用を午前、午後に分けるなどの導線の分離を行いましょう
- 感染が拡大している地域では、職員への検査の回数を多くしましょう
- BCP(業務継続計画)を確認しましょう
企業ができる感染対策
患者や濃厚接触者が多くなりますと業務に支障が出ますので、日ごろから以下の感染対策を行いましょう。
- マスクを着用しましょう
- 窓やドアを開放して換気しましょう
- 共用のものに触れたときはアルコール消毒をしましょう
- のどが痛い、なんとなくだるい、微熱程度の症状でも休ませましょう
- テレワークで出勤者数を減らし、会議はオンラインで行いましょう
- 食事は一人で黙々と食べましょう。大勢での食事は控えましょう
- 喫煙室を同時に利用するには一人だけにしましょう
- 休憩室・更衣室は定員を設け、密にならないようにしましょう
- 1日1回以上不特定多数の方が触れたところを消毒しましょう
名古屋市はのどが痛いなどの軽い症状でも休ませることが感染拡大を抑えるために必要だとしています。
新型コロナの流行はこれからも続いていくと考えられますので、熱中症対策をしつつ感染対策をしていきましょう。