外国人活用が進むが、5割の会社が「不安を感じる」
マイナビが
「非正規雇用の外国人・シニア採用に関する企業調査(2024年)」を行い
その結果を公表しました。
非正規雇用の外国人採用
非正規雇用の外国人採用をしている会社は「42.2%」
採用していない会社は57.8%です。
業種別では、
「コンビニ・スーパー」が63.8%が最も高く
次いで「飲食・フード」が57.5%です。
一方で、最も少ないのは「保育」で19.7%
「建設、土木、設備工事」で25.7%です。
宗教への理解、許容が重要
外国人の宗教的な思想・習慣・食事などを尊重する施策を「行っている」会社は68%
「行っていない」会社は32%です。
具体的に行っている施策の上位は
「会社全体への周知・共有」は54.1%
「宗教的な習慣を尊重する」は44.3%
「宗教的な食事を尊重する」が42.2%
「宗教的な服装を尊重する」は36.8%です。
参考ページ 非正規雇用の外国人・シニア採用に関する企業調査(2024年)」を発表
5割の企業が人財定着への不安あり
外国人の「人財定着への不安」を感じている会社は18.1%
「どちらかというと不安に思う」が32%
「どちらともいえない」が37.2%
「どちらかというと不安はない」は7.6%
「不安はない」が5.1%です。
つまり、5割の企業が外国人の採用定着への不安を感じています。
では、不安がない会社が、外国人受け入れのためにどのような施策を実施したのでしょうか?
実施率の差が最も多かったのは
「外国人社員のメンタルサポートができる環境の整備」です。
不安に思う企業:23.7%、不安はない企業:32.5%となりました。
外国人を非正規雇用で採用している会社は去年より5%減少したが
2019年と比べると7.5%増加していて、増加傾向にあるようです。
確かに、コロナの流行をへて、街中で外国人がとても増えているのを感じます。
外国人採用についても積極的な関わりが必要になってきそうです。